三十路太の株主優待・趣味日記

インドア三十路男の趣味日記

映画レビュー:シン・仮面ライダー


皆さんこんにちわ。


今回は映画レビューです。
レビューはネタバレありなのでご注意を。


鑑賞した映画はこちら。

シン・仮面ライダー


本日鑑賞してきました。

土曜日に鑑賞したかったのですが体調不良で外にでれず、ネタバレを見ない様
過ごすのが大変でした。


庵野さんが監督を努めた本作、シンシリーズ3作目(エヴァを入れると4作目?)になり
ゴジラもウルトラマンも鑑賞した私としては期待値高めで劇場に足を運びました。
ちなみに私はクウガド真ん中世代です。(どうでもいいか)
初代仮面ライダーのTVはむか~し再放送していたのを何回か見ている程度で
石ノ森先生の原作は読んでおりません。
そんな中途半端な知識状態で鑑賞しましたが、人を選ぶ映画だなーと思います。
ネットレビューは賛否両論渦巻いているのも鑑賞するとなんとなくわかる気がします。
庵野さん節全開です(笑)


良かった点

個人的にはウルトラマンと同じく、昭和へのリスペクトもありつつ現代風にアレンジされて
いる部分もあり戦闘シーンもカッコよく新しい仮面ライダーが新しく生まれたと思えるので
すがあくまでそこが面白いと思える大部分。
変身シーンもTVシリーズ初期の設定を踏襲し、令和の技術でカッコよく処理
されているのは男として燃える部分。
ダブルライダーが揃うものかっこよし。

うーんな点

映画のスタート時点で仮面ライダーVS蜘蛛男から始まり、戦闘シーンもカッコよく
気分も上がったんですけど、そこからの展開は正直早すぎてついていけない。
本郷が自分の改造された現実に動揺してるのに、緑川博士との会話の後は
怪人達との戦闘ばっかりだし。くよくよし過ぎてるライダーは見たくないけど
改造された事を乗り越える描写がもうちょっと欲しかったかなと。
蜂女の下りは長いし、サソリ女は政府の部隊に普通に殺されるし、登場させた理由も
政府が怪人を殺せる弾薬開発の為だけに見えて正直尺をつまらせているだけに感じるし。
ショッカーライダーは場面がトンネルの中で真っ暗だからよく見えんし。
最後の蝶怪人との戦闘で本郷が死ぬんですが、劇中でプラークというエネルギー源的設定がありそれを用いてライダーのヘルメット内に本郷の意識を残し一文字が引き続きライダーとして戦っていく上で意識内で対話ができるという展開もまたなんとも言えん。
プラークってすげぇなしか言えん。


他に仮面ライダーの敵といえばショッカーになるのが大前提ですが、そのショッカーの
設定がそこまで前に出てこない。というのもショッカー怪人が自分たちのアジトを構えているんですよ。
それも結構わかりやすいアジトを構えていまして、高層ビルやら大きな廃墟やら。
独立採算制でもとっているのか、各々、個別で活動している事でショッカーの親玉感が
薄〰〰〰くなっている様に感じたんですよね。
怪人が多く登場するのは入れしいのですが、前述のアジトの場所に乗り込んでいく必要が
ある事から場面展開が早すぎて駆け足感が否めない。


あとライダーに変身した後に普通に喋るんですけど、それがマスク越しの音声で
めっちゃ聞き取りづらい。字幕欲しかった。


こうして書いてみるとうーんな点が多いな。
庵野さんの作品が好きな人にはハマる所おおいのかな。
石ノ森先生の原作を基に再現しているシーンもあると思うのでそこら辺わかった上で観ると
より面白みを感じられるかも。
どちらにしてもマニア向けな作品である事は間違いないかと。
仮面ライダーも50年の歴史をもつ作品ですから2時間の映画枠に収めようとすると
色々省く所は多くなるのがしょうがないのかなと。


劇場で鑑賞しなくてもおそらく半年後位にアマプラで配信があると思うので
興味がある方は配信で鑑賞するでも良いのではないでしょうか。


今回はシン・仮面ライダーのレビューでした。


ではまた次回に。